こうじ神父の「釣り携行品」。左は仕掛け類、右は「ケータイ・GPS・船舶免許(二級)」です。バケツは中に小さいバケツを入れて、持ち歩きはコンパクトに、帰りには魚を入れたりと、工夫しています。
左はクーラー。30リットルくらいの容量でしょうか。基本的には「氷入れ・弁当入れ・アルコール(体内の消毒用)」の用途に使います。釣りをしているときは椅子になったりもします。大漁したときは、かなり重くなることもあります。
弁当。必ず船頭さんの分と、2個買っておきます。船頭さんにお礼の気持ちです。左は、手ぬぐい用のタオルと、消毒用アルコールです。決してチューハイとか、缶ビールではありません。体内の消毒用アルコールです。船内ですべて使い終わるので、帰りは魚を入れる本来の入れ物になります。今回は、氷を詰めずに出船しました。
太田尾港。この日は、冬にはめずらしい「凪(なぎ)」でした。防波堤(堤防)に、人が立っています。たぶん、立っているだけだと思いますが。
「翔(しょう)丸」。小浜船頭さんの持ち船です。10人ほど乗船できます。五島・平戸にも出船したことがあるそうです。
本日のポイント。30分ほど船を走らせた場所です。超A級ポイントなので、教えられませんが、知っている人は知っています。この日は下げ潮のポイントに係留し、ウキ流しで釣りました。あ〜、そういえば仕掛けの写真を撮影しませんでした。残念。
4匹入っています。一回の流し釣りで釣れた数です。この日は調子が良かったので、もうひと流しして、魚が7匹、8匹になったらいけすに放り込みに行くことにしました。その間、この写真の魚は「窒息状態」です。それでもあとでいけすに投げ込むと、元気に泳いでくれます。なかなか強い魚です。あ、知らないひとのために魚の名前を言っておくと、「イサキ」という魚です。刺身よし、塩焼きよし、煮付け、なんでもおいしく食べることができます。
この日は2人で50匹釣り上げていました。下げ潮だけを釣ったので、これくらいの釣果でしたが、あと2時間待って、上げ潮も釣れば、80〜100匹くらいの釣果になっただろうと思います。漁師さんでも「最近釣れない」と嘆いている中、こんなに簡単に大漁する秘訣は、「祈りと断食によるもの」です。決して弁当片手に酒など飲んでいては、こうはいきません。
船頭さんが魚にいったん「コロシ」を入れて、均等に分けていきます。25匹入れてもらったところで、本日の釣りは終了です。修道院にお供えし、あの人この人に差し入れのお礼に渡して、いろいろしているうちに私の取り分は5匹ほどになってしまいます。ということですから、私の釣りは「遊び」ではなく「仕事」であり、「仕えられるためではなく仕えるために」釣りをしているということが明らかになります。
気さくな船頭さんです。この1年仕事に追われて好きな釣りもできなかったようですが、行ける時には何を置いても先ず私に「神父さ〜ん、明日どう?」と尋ねてきます。もちろん私が断る理由などなく、「小浜さ〜ん、もう釣り方忘れたんじゃない?」と冗談言ったら、「うん、忘れてるかどうか、行ってみたら分かると思う」なんてやり返してきます。これからも、健康で、少し仕事をさぼって、私を釣りに連れていって下さいね。

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